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お正月の由来 行事 風習 豆知識 

2010年01月07日

【お正月の由来 行事 豆知識】
◆門松の飾り方
 ~門松の由来~
 門松は、今では正月の飾りもののように思われていますが、もとはといえば歳神(としがみ)の依代(よりしろ)といわれ、歳神が宿る安息所であり、また、神霊が下界に降りてくるときの目標物と考えられていました。
この歳神とは、別名を「お正月さま」、「若年さま」、「歳徳神」などとも呼ばれ、正月に家々に迎えられる神をいい、昔は白髪の福相の老人だと考えられ、今でも、若者が白髪の老人に扮して、大晦日の夜、家々をまわって子供達を訪れ、お年玉として餅を与える風習の残っている地方もあるということです。
歳神は、年棚(としだな)とか恵方棚(えほうだな)を新しく作って祭るのが普通です。神前には、神酒や鏡餅、白米、かち栗、干柿、昆布、するめ、海老などを供え、歳神に対する感謝の気持ちをあらわします。
 
~門松の一夜飾りはしない~
 門松は、31日にするのを「一夜飾り」といってさける習慣があります。正月は神様をお迎えしますので、一日だけでは、神様を迎える誠意が足りないということなのです。また、29日に立てるのは、「九松」といって「苦待つ」に通ずるということから嫌われています。だいたい12月28日までに立てる家庭が多いようです。

松の内とは
松の内とは、元日から、門松を取りはずす日までの期間をいいます。歳神を迎えて、役目のすんだ門松は、普通、七草の7日に取りはずすようですが、地方によっては、4日、6日あるいは15日までと様々なようです。

◆鏡餅の飾り方は

鏡餅の由来~
 鏡餅は、「お鏡」、「お供え」、「お重ね」などと呼ばれその由来は、昔、女が鏡の前に飾ったので鏡餅とするもの、あるいは古代の鏡が丸い形をしていたのでその名が残ったとするものなどいろいろです。
ともあれ、これが床飾りとして発達したのは、室町時代以後床の間のある書院造りができてからといわれています。

鏡餅の飾り方~
 地方や家風によって、鏡餅の飾り方は少しずつちがうようですが、次のような形が一般的です。
 三方の上に二枚の半紙を四方にたらして敷き、うらじろ(長寿の象徴)とゆずり葉(家系が絶えない象徴)をおき、その上に大小二個の丸餅をのせ、上の餅の頭から昆布を前にさげておき、その上に橙(家が代々繁栄する象徴)をのせます。
伊勢海老が橙をかかえるように水引きで結んでのせたり、ほんだわらを敷いたり、串柿を添えたりしますとさらに豪華になるでしょう。
 三方がない場合は、丸盆を利用するのもけっこうですし、飾りかたも、半紙を敷いて、裏白を添え、鏡餅の上に葉のついたみかんをあげただけでも十分です。
 
~鏡餅の飾り場所~

 鏡餅は床の間に飾るのが普通ですが、床の間がなければ、玄関のげた箱の上でも客間の棚の上に置いてもけっこうです。
 また、小型の鏡餅にみかんをのせて各部屋ごとに飾ることも行われるようです。
 お餅は12月28日までにつく
 最近は、自宅でお餅をつくことはめずらしくなりましたが、つく場合は12月28日までにつきます。29日になりますと「九(苦)もち」といって、きらう習慣があるからです。


◆おせち料理


おせち料理の由来~
 おせちとはお節句(せっく)からきた言葉です。本来は正月だけでなく、正月七日の人日(じんじつ)、三月三日の上巳(じょうし)、五月五日の端午(たんご)、七月七日の七夕(しちせき)、九月九日の重陽(ちょうよう)の五節句などの式日に用いる料理のことでしたが、今日では正月料理だけが「おせち」よ呼ばれています。
 正月におせち料理が普及した理由のひとつには、おせち料理があるあいだは、家庭の主婦も台所仕事から解放されて、休養できるという意味あいがあったといわれています。
 
~主な料理と詰め方~

 おせち料理は地方の風習、家風よりさまざまですが、黒豆は「まめ(健康)」になる、田作は「田を作る」、昆布は「ひろまる」あるいは「よろこぶ」、また昆布は、にんじん、こんにゃくなどを結ぶのは「むつみ合う」、といったように語呂合わせ的な縁起の由来があって、全国的に用意される品のようです。
そして、重箱に入れるのも全国的風習で、重箱は外が黒、中が朱塗りが本式です。重箱におせち料理を詰めるにもしきたりがあり、上から順に一(いち)の重は口取り、二(に)の重が焼きもの、三(さん)の重は煮もの、与(よ)の重が酢のものになります。
また、料理の品数は三、五、七というように奇数にそろえます。
 
おせち料理の献立の例~
 おせち料理の献立の一例をご紹介しまします。
 「一の重(口取り)」
 黒豆、数の子、田作、市松かまぼこ、きんとんを色どりよく詰めます。市松かまごこは、紅白のかまぼこを切って組み合わせます。
 「二の重(焼きもの)」
 ぶりの照り焼き、車えびの艶焼き、いかの松風焼き。ぶりは素焼きにして照りじょうゆで仕上げます。
 「三の重(煮もの)」
 煮しめの類。棒だら、ごぼう、黒いも、たけのこ、れんこん、高野豆腐、昆布巻き、にんじん、さやえんどう。
 「与の重(酢のもの)」
 しめぐじの柚子押し、紅白なます、菊花かぶら、しめさごしの八重作り、酢れんこん、はじかみしょうが。なお、ぐじは甘鯛、さごしはさわらの小さいものです。
 以上のような料理がおせち料理の基本とされていますが、最近の若い世代の家庭では、このような伝統的なおせち料理でなく、たとえば、ハムやサラダなどを使ったもの、あるいは中華風の正月料理などをそろえて、新年を祝う人もふえてきたようです。
 
~とり皿を用意する~

 おせち料理は最初から小皿に取って出すものではありません。それぞれの重箱に取り箸を用意し、家族も客も、煮しめと酢のものを区別する程度の取り皿を用意して、各自の好みのものを自分で取って食べるようにします。
一つ一つの器に一種類ずつ料理を出していたのでは、せっかく主婦を台所から解放しようとするおせち料理の意味が失われてしまいます。
 
~三が日分用意する~

今は、正月でも商店は長く休みませんし、同じ料理では飽きてしまいますから、おせち料理は三が日分用意する程度で十分でしょう。昔は正月の七草まではおせち料理だけ食べ、来客に対してもおせちだけでもてなせばよいとされていました。

◆お雑煮◆
 
雑煮の由来~
 雑煮とは、餅を野菜・魚介類・鶏肉などととも煮る吸物で、正月三が日にこれを食べて新年を祝います。これは、年越しの夜に神を迎えて行った祭りの直会(なおらい)として、神事にたずさわった人々が、神に供えた飲食物を分かち食べた儀式から変化してきたものといわれています。
北九州では、現在でも雑煮または元日の正式の食膳を直会のなまりで「のうらい」「のうし」などとよんでいることがそれを示しています。また、若水や切り火のような神聖な水や火でなかれば雑煮をたかぬというような風習も各地にみられます。
 
~みそは関西、すましは関東~
関西や四国・九州では、みそ汁仕立てが多く、関東や中部などでは、すまし汁仕立ての雑煮が主流になっています。
これは、江戸時代、武家の多かった江戸では「新年早々、みそをつけたくない」というような縁起をかついで、みそ汁仕立てをきらったのに対し、町人中心の大阪では、「みそ汁仕立てのほうが満腹感がある」というような実利的な考え方から、みそ汁仕立てを主にするようになったのだとする説もあります。
 
~丸餅と切り餅

餅についても、関西では丸餅を湯煮して用いるのに対し関東では切り餅を焼いて用います。本来は、丸い餅は円満をあらわすとされています。

雑煮の具~
 雑煮に入れる野菜や鶏肉などの具の種類も、地方や家風によって、さまざまです。
 東京付近では鶏やカモの肉、海老、かまぼこなどに青野菜を配し、京都では、サトイモ、エビイモを入れ、焼豆腐やダイコンを配することが多いようです。青野菜の乏しい地方では、ニンジン、ダイコン、こんにゃくなども使われます。また、中国、九州、北陸などではブリ、東北、北海道ではサケを入れたりします。餅のほかに、種々雑多ののものを入れて煮るので、雑煮といわれるゆえんでしょう。

◆七草がゆ◆
 七草がゆの由来
 1月7日は、七日正月、七日節句とも呼ばれ、朝、七草がゆを作って食べる風習があります。
これは古くから全国的に行われている行事で、大昔は、七草とは米・麦・稗(ひえ)・粟(あわ)など七種の穀物をさし、これでかゆを作って食べてその年の五穀豊穣(ごこくほうじょう)を祈るという農民行事の一つであったといわれます。
これがいつのころからか朝廷の行事にとり入れられ、穀物が、七種の野草や野菜にかわっていったようです。
 七草がゆの前日の6日は、野に出て若菜を摘む風習があったことが、宮廷歌人による若菜つみの歌によって、うかがい知ることができます。
この行事は室町時代以後、儀式化し、江戸時代になると武家のあいだでも行われるようになり、正月七日が人日(じんじつ)という五節句の一つに決められました。
このため、このころから広く一般でも行われるようになったわけです。
正月七日に七草がゆを食べると、万病を避けられると言い伝えられています。
 
◆七草とは◆

 
昔は米や麦などを七草といっていましたが、今日では、「芹(せり) 薺(なずな) 御形(ごぎょう) はこべら 佛座(ほとけのざ) 菘(すずな) 蘿葡(すずしろ) これぞ七草」と歌に詠まれる七種類の若菜をいいます。
ちなみに、なずなはぺんぺん草、ごぎょうは母子草、すずなはかぶの葉、すずしろは大根の葉のことです。
 
◆七草がゆの作り方◆

 七草がゆの作り方は、米を洗って、米の5倍の量の水を加え強火にかけます。
煮立ったらとろ火にして、ふたをずらしてふきこぼさないようにおかゆを炊き上げ、塩で味つけします。程よく蒸らしたところへ、よく洗ってみじんに刻んだ七草をさっと混ぜ合わせてでき上がりです。
若菜の香りと色が身上ですから、混ぜ合わせたらすぐに召し上がってください。
 野菜や果物の不足しがちなこの季節に、不足したビタミンを補い、お正月のご馳走で疲れている胃腸を休めるために、こうしたおかゆを食べるという風習には、古人の知恵がしのばれます。

◆鏡開き◆

鏡開きとは~
 鏡開きとは、正月のあいだ、神棚にそなえ、あるいは床の間などに飾ってあった鏡餅を割って、汁粉や雑煮などにして食べる儀式のことです。
 これは、歳神へのお供え物を食べるころによって、一年間一家の無病息災が約束されるという意味があります。
 
◆鏡開きの由来◆
 1月7日を過ぎると鏡餅を下げ、飾りを取り除く家庭が多いようですが、本来は、11日まで飾っておいて、飾りを取り除くと同時に鏡餅を食べるのがしきたりです。もとは正月20日に鏡開きが行われていました。
武家では甲冑(かっちゅう)などの具足(ぐそく)に供えた具足餅をさげてお雑煮にして食べ、この日を「具足開き」として祝ったといい、婦人は鏡台に供えた鏡餅を「初顔」を」祝うといって、ともに20日の行事とされていました。
ところが、徳川三代将軍家光が正月20日に亡くなったため、それ以後は11日に行われるようになったといいます。いまでは、11日に行うのが一般的ですが、地方によっては、4日、6日、7日に行ったり、14日、15日に行うところもなります。
 
◆鏡餅は刃物を使わず割る◆

 鏡開きの名称は、「切る」ということを嫌い、「開く」とめでたくいったことに由来します。
したがって、鏡開きの餅を包丁などで切るのは禁物で、手またはつちでたたいて割ります。
しかし、最近では暖房のきいた部屋に置いてあったお餅には、かびもたくさん生えていることでしょうから、この際、かびは削る取ってしまったほうがいいでしょう。
 また、汁粉にしたのでは歯がたたないかたい鏡餅も、小さく割って油で揚げたり、いったり、また、なめられる程度のからさの塩水に2~3日つけておき、水を切ってから電子レンジで1分~2分加熱するとおいしくいただけます。

【詳しくは】
http://www.yuzawa-gh.co.jp/annualfunction/syougatu/syougatu_main_frame/syougatu_main_frame.htm



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Posted by monsieur_ryuma at 09:55 │生活情報