【着やせ:長さの錯覚】
このオレンジのラインはほぼ同じ長さです。
背が高いのが悩み、背を高く見せたい、足の長さを強調したいなど、体型の悩みに対応できる目の錯覚のひとつ。
画面向かって左の図のラインが一番長く見えますが、これはコーディネートに当てはめるとどんなアイテムなのでしょう?
- ハイウエスト
- ブーツカットパンツ
- セミフレアースカートなど
真ん中の図は、個性的な襟の形やデザインのトップス、折り返しのあるパンツなどが当てはまります。
ヘアースタイルや肩に掛けるショールも関係してきますね。
ここでも、正解はありません。
「自分の体型をどうみせたいか」です。
あなたをカッコよく、素敵に見せる着こなしバランスにお役立て下さい。
【着やせ:対比の錯覚】
この対比の錯視は、首、襟元に使えます。
襟の形や大きさによって顔の大きさが違って見えます。
肩幅と顔の大きさのバランスも関係します。
一般的に
- 大きいものに囲まれると小さく見え
- 小さいものに囲まれると大きく感じて見える。
ことを覚えておくと便利です。
あなたの肩幅、顔の大きさ、首の長さ、により一番きれいに見える襟の形を見つけてください。
【着やせ:色の特性】
色には人間の感情に働きかけ、連想による感情作用があります。
収縮色、膨張色、進出色、後退色といった色の持つ特性を覚えておけば、洋服選びやカラーコーディネートに役立ちます。
色の膨張と収縮は色相よりも明るさが影響します。
あらゆる色相の中で一番明るいのは黄色なので黄色地のワンピースやコートなどはかなり太って見えます。
暖色系の色
膨張色、進出色は実際より広がって大きく、太って見え近くに感じる。
寒色系の色
収縮色、後退色は実際より小さく、細く見え遠くに感じる。
黒は収縮色、白は膨張色。