髪の毛診断   美容室 ムッシュリュウマ

monsieur_ryuma

2009年03月27日 10:21

みなさん元気ですか


本日は、『髪の毛の健康状態』の見分け方についてです。

まず、抜けた髪の毛から任意に何本か選び、その毛根をチェック。
そのカタチや付着物などで判断します。
その状態がどのようになっているかによって、以下の1から5のようなことが考えられますね。


1.「おたまじゃくし」タイプ
自然な抜け毛は、毛根が楕円形です。
毛根のところの太さが毛の2倍くらいあれば、それは寿命をまっとうした髪の毛。
毛根が膨らんでいておたまじゃくしのような状態のものばかりなら、まだ心配はありません。


2.「アンテナ」タイプ
毛根の先からアンテナのようなものが出ていたら、危険信号点滅。
それは、髪の一生のサイクルの「休止期」に入る前に抜けてしまったものです。
この段階で抜けるのは、毛穴が目詰まりを起こしているケースが多く、特に脂性の人に見られます。


3.「先細り」タイプ
毛根が膨らんでいない先細りタイプは、毛根自体が弱々しく、頭皮にしっかりと根を張ることができなかった髪の毛です。
成長期にあるべき毛母細胞が正常に働かなかったりしたのが原因で、少しの負荷で抜けてしまいます。
こんな毛根が増えてきたなら、薄毛は確実に進行しています。

4.「うぶ毛」タイプ
細くて短いうぶ毛のような髪は、サイクルの初期に抜けてしまったもの。
このようなものが多くなってきたら、これもまずい状態です。役に立つ前に死んでしまっているのですから…。
うぶ毛タイプが増えてきたら、これまでのヘアケアにさらに磨きをかけ、より丹念に手入れするようにしましょう。
頭皮と髪の毛の大敵、角栓様物質


5.「角栓様物質つき」タイプ
これは毛根のカタチとは違いますが、もし角栓様物質(かくせんようぶっしつ)が付いたものが見つかったら、これも要注意。
上記2~4の毛根を生み出す要因となっているのです。
シャンプーでも流れなかったほどガンコな汚れが毛穴を完全にふさぎ、髪の毛はほぼ窒息死状態ですよ。


これらを参考に、髪の健康度合いをチェック。
抜け毛の状態を把握して、それにあった対策を講じましょう。











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