2010年03月24日 10:23
~バランスのとれた骨盤を目指そう~
ウォーキングをしているのになかなか効果が実感できない、ウォーキングをすると体が痛くなってしまう……なんていう悩みをお持ちの方は、まずは正しい姿勢で歩く事をトライしましょう!
それでもなお、悩みが解決しない場合には、骨格から整えることをお勧めします。なかでも骨盤は、上半身と下半身をつなぐ体の中心に位置する要。この場所がゆがんでいては、ウォーキングのパフォーマンスを上げる事が出来ません。ウォーキングのパフォーマンスを上げるためにも、パーツ別エクササイズで「ウォーキングに適した体づくり」から始めましょう。今回は、「ゆがんだ骨盤をリセットするエクササイズ」を紹介します。
◆骨盤のゆがみ度チェックにチャレンジ!◆
~左右の爪先の向きズレてませんか?~
自分の骨盤がゆがんでいるのかをチェックしてみましょう。以下の項目に心当たりがあれば、少なからず骨盤がゆがんでいる証拠です。
■骨盤のゆがみ度チェック
□椅子に座る時、脚を組んで座ると楽である
□床に横座りをする時、左右でやりやすさが違う
□立っている時、いつも決まった脚に重心をかけてしまう
□爪先の方向や位置が左右でずれている
□スカートやパンツのウエストラインの中心がいつも同じ方向にずれる
チェック結果は、いかがですか?骨盤はある骨そのものを指すのではなく、多くの骨が集まった総称で、つまり骨の集合体。
さらに、日常の中で開閉を繰り返します。そのため、日常の姿勢の影響を受けて、非常にゆがみやすいパーツといえます。ゆがんだ状態でそのまま歩けば、無駄な部分に必要以上の力がかかってしまったりし腰や膝を痛めるなどの悪影響を及ぼしかねません。
骨盤が歪むのは、その周辺の筋肉を偏った使い方をしているから!骨盤がスムーズに稼働するための、骨盤のゆがみをリセットするエクササイズを紹介します。
◆立ったままできる!簡単骨盤エクササイズ◆
今回紹介する骨盤エクササイズは、立った姿勢のままでできるものです。ウォーキング前や途中での休憩タイミングに行うこともできますし、日々の生活の中で、気が付いた時に行うのもGOOD!手軽にできて効果があるエクササイズです。
このエクササイズを行って、左右の骨盤を調整し、歩幅や足さばきの左右差をなくせば、身体の無駄な負担を減らす事ができます。
■ステップ1 上下の運動
~肩の高さを変えないように注意~
脚を腰幅に開き、膝と爪先が同一方向になるように意識して軽く曲げます。
呼吸を吸って吐きながら、骨盤を肋骨脇にゆっくりと引き上げていきます。この時、肩と胸は動かないように意識しましょう。
左右15回行います。
■ステップ2 横の運動
~大きく円を描くように骨盤を意識して~
骨盤を廻します。簡単そうに見える動作ですが、大きく綺麗な円を描くのは意外と難しいもの。
脚を骨盤の幅に開いて踏みしめ、膝を緩め、骨盤を意識しながら大きく円を描くように廻します。
左右30回行います。
◆骨盤リセットでウォーキングを快適に!◆
~その日のゆがみはすぐ解消しよう~
人は活習慣の中で、どうしても体のゆがみを発生してしまいます。 筋肉や骨格がゆがめば、その中の血管や内臓にも当然影響が及んでくる事も。
日々の簡単リセットエクササイズで、その日のゆがみはその日のうちに解消しましょう。ウォーキングとエクササイズとを習慣化することにより、代謝の良い身体づくりにつながります。
ゆがみの少ない身体で、さらにウォーキングパフォーマンスをあげましょう。