カビが原因で病気になる?! 梅雨対策

本日は、『カビが原因で病気になる?!』についてです。

カビは、食中毒を起こす殺菌と同じ微生物の一種ということをご存知ですか?
多数の菌糸からなり、栄養分を吸収して菌糸がどんどん伸びると胞子が出来ます。
胞子は植物の花粉のようなもので、繁殖に欠かせないのです。
湿度70%以上、温度20~25度、栄養分全てこの3つが揃えば、カビはどこでも繁殖します。
特に、6月~8月が繁殖しやすい季節なのです。
果実類・野菜類・肉・魚介類・小麦粉・ジュース・香辛料などにも繁殖します。
またエアコン・洗面所・畳などにも繁殖するんですよ。
もし、このカビが体内に侵入すると・・・。
ダイオキシンなどの環境ホルモンと同様に少しずつ蓄積され、それが”限界”に達した時点で、何らかの症状が出てきます。
カビが原因での病気の代表例で挙げられるのが、アレルギー性の病気です。
これは、風で空気中に飛散した胞子が、鼻や気管について発症します。
症状は、カビの胞子にアレルゲンが含まれているので、花粉症のように鼻炎やぜんそくなどの発作が突然出るそうです。
胞子が大きい場合は鼻に沈着して鼻アレルギになったり、逆に胞子が小さい場合は気管支に付いて気管支ぜんそくになります。
また、肺にまで入り込んだ場合は過敏性肺臓炎を引き起こします。
原因は、エアコンを掃除しないでほっておき、使用し始めた途端に、突然発症することがあります。
また、カビの胞子はアレルギーの最大の原因であるダニのえさにもなり、一層症状を悪化させる事もあります。
食品の場合はどうなのか?
カビに覆われて食品は、カビが出す毒素に侵されている可能性が高いです。
この毒素は肝硬炎、肝臓がん、腎臓がんをも引き起こします。
毒素は、肝臓や腎臓に蓄積され、DNAを損傷し、細胞をがん化させてしまいます。
がんになるまでのケースは発展途上国に多いそうです。
特に注意して頂きたいのは、ピーナツ・ピスタチオなどの種実類や豆類です。
これらに生える「アスペルギルスフラブス」というコウジカビの一種は、アフラトキシンという毒素を出します。
これは、少ない量でも肝臓ガンなどを引き起こす事が分かっているのですが、殻がついている為、カビが生えている事に気が付きにくいのです。
湿気が多い日本はでは、食品に関しては食中毒対策と同様に「早めに食べる」「必ず火を通す」「きっちりパックして冷蔵庫に入れる」以上の3つを守り、室内に関しては「換気を良くしてカビの胞子を室内にこもらせないようにする」事が、カビが引き起こす病気予防の基本になります。
カビ対策については過去ブログを参考にしてくださいね(^v^)→http://monsieurryuma.shiga-saku.net/e295700.html
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