冷え性改善 対策 原因
◆冬は特につらくなる 「冷え性を改善しよう!」◆ |
寒い季節にとってもツライ冷え性。冷え性は一般的には女性の方が多いですが、最近は男性でも冷え性が増えています。 今回は、そんな冷え性の原因や、冷え性が引き起こす病気、食事や生活による冷え性の改善方法についての知識をお届けします。 |
■ 冷え性が起きる原因 |
冷え性といっても、冬は気温が低くて寒いから…というだけではありません。冷え性の原因は主に3つに分けられます。 ◆血行不良◆ もっともよく言われるのが、この血行不良です。 血液は、体内の脂肪などがエネルギーに変換されて温められ、動脈を通って体全体に送られます。 冷えた血液は静脈から心臓に戻り、再び温められるということを繰り返しています。 しかし、動脈硬化などで血管が細くなっていたり、静脈の流れが悪くなると、血液が末端の毛細血管までいきわたらなくなります。 また、運動不足や体を締め付けるような下着を着ることで、血行不順が起こります。 他にも、静脈の流れが悪くなると、動脈の血液が体全体に行き渡る前に冷えてしまうなどの理由から、冷えという現象が起こるんですね。 ◆体温調整機能の異常◆ エアコンのある生活をしていると、夏や冬は特に、室内外の温度差が激しくなりますよね。 この出入りを繰り返していると、気温の変化を感じ取り体温を調整する神経がだんだん鈍くなってきます。 同じように、冷たい飲み物や食べ物ばかりを摂っていると、内臓の温度調整機能も低下していきます。 健康な状態であれば、周囲の気温が下がると同時に、寒さを感じた皮膚が脳に「寒い・冷たい」という情報を送るのですが、その体温を調整する機能が低下していると、正常な判断ができなくなり、体が冷えていると感じるようになります。 ◆自律神経の異常◆ 脳にある自律神経が、体温を適温にするための指令を体全体に送っているのですが、この自律神経がうまく機能しないと、当然体温を調整できません。 例えば、自律神経は、喜怒哀楽などの感情をコントロールする神経中枢の影響を大きく受けています。 そのため強いストレスなどを感じて神経中枢に異常が表れると、自律神経もその影響を受け機能しなくなり、体温が調整できなくなります。 また、自律神経は、女性ホルモンの分泌をコントロールしている神経とも、深い関わりがあります。そのため、出産や閉経などで自律神経のバランスを崩すとそのまま冷え性になる女性が多いと言われています。 |
◆冷え性が招く病気◆ |
冷え性そのものは病名ではありません。 でも、そのまま放置しておくと、他の病気を引き起こすこともあります。 例えば、むくみ、頻尿、めまいなど。冷えがひどくなると免疫力も低下して風邪を引きやすくなります。また、血行不良が原因で肩こり、腰痛、肌荒れなども引き起こします。 また、冷え性が貧血、糖尿病、腎炎、心臓病、卵巣機能障害、栄養失調、心不全などの病気のサインの表れであることもあります。更に女性は生理痛、生理不順、子宮筋腫、子宮内膜症、不妊の原因になることもあるのです。 単純に、寒さ体や手足が冷えているだけ…と思わず、痛みを伴ったりする場合は、病気の可能性も考慮し、長期間続くようなら、病院に行くようにしましょう。 |
◆冷え性の注意と対策◆ |
冷え性にも、様々な対策法があります。今回は、パターン別に冷え性の対策を紹介しますね。 ◆食べ物◆ 冷たい飲み物や食べものは避けるようにした方がよいでしょう。牛乳や緑茶、コーヒーなどは、温かくして飲んでも冷えの原因になってしまいます。 体が冷えている時はこれらの飲み物自体を避けた方が良いですね。 紅茶やココアなどを温めて飲むのがオススメです。また、飲みすぎは禁物ですが、ビールや水割りなどの冷たいものではなく、日本酒や焼酎お湯割りなどあたたかいアルコールは、少量であれば体温を上げる手助けをしてくれます。 食べ物で言うと、トウガラシやニンニク、コショウなどの香辛料はオススメ。 血管を広げたり、脂肪を燃やしたり、体温を上げる手助けをしてくれます。 野菜では、ネギがオススメ。 ネギは冷え性を改善する野菜の代表です。 薬味などで使えば、毎日無理なく食べることができますね。 もっともお勧めなのが生姜紅茶です。 ジンジャーティーと言った方が抵抗感がなくていいですね。生姜は血液の流れを促進し、体温を上げるのにとても効果的です。 この生姜を2~3滴、あたたかい紅茶に絞って飲んでみてください。すぐにポカポカ温まってくるのが感じられます。これ、意外と美味しいんですよ。 冷え性改善のためにも、毎日続けて飲むことをお勧めします。また、生姜はおみそ汁や料理にも絞り汁をちょっと加えるだけで冷え改善効果があります。ぜひお試しくださいね。 ◆入浴◆ やはり、手っ取り早く体を温めるには、お風呂は欠かせません。 血管を広げて血液の流れをスムーズにしてくれますし、リラックス効果も高いです。寝る直前に38~40度くらいのぬるま湯にゆっくり30分以上つかるとよいでしょう。 そうすれば、スムーズに眠りにもつきやすくなりますし、一石二鳥ですね。 また、体を洗うときには、特に冷えを感じる部位を、マッサージするように洗うと、自律神経を安定させる効果もあります。 他にも、ぬるいお湯と熱いお湯を交互に浴びる「温冷浴」も、冷え性にはよく効きますよ。 以上。 身体が冷える事で良い事はまったくありません。 冷え性の方は適度な運動(筋肉をつける。)ことをお薦めします。 詳しくは、以前のブログをご覧ください。 http://monsieurryuma.shiga-saku.net/e325701.html冷え性でお困りの方はこの書籍をごらんください。体温を上げると健康になる齋藤真嗣サンマーク出版寝るときのお薦めは、なんといっても湯たんぽです。(^v^)電気毛布からは微弱の電磁波がでているので長期間使うと体に影響がでるともいわれています。健康のために湯たんぽをお試しあれ! |

